”まさか”の理由

3月20日　開幕戦　F3-5Hまさかまさかのダルビッシュ5失点による敗戦。ただ、中田のタイムリーや二岡のバッティング等暗い話題ばかりではなかったので、切り替え切り替え。僕もこれを書き終わったらビールを飲んでパーッと寝てしまおう。でも寝る前に一つ書いておきたいことがある。それはダルビッシュのことだ。前々から思っていたのだが、特にWBCの韓国戦辺りで強く思ったのだが、彼に対するときの相手の打者の集中力ってのはすごいね。投げてる球だけで言えば日本球界でおそらくNo1なんだけども、それに対峙するときの相手の集中といったら、もう。言い方悪いけど、性格の悪い上司がこっちのミスを必死に探してる時みたいに、あるいは頭のいい女性と口げんかして上げ足とられる時みたいに一分の隙もねえ。今日の小久保なんか見ててもわかると思うんだけど、失投を確実に仕留めてやろうというのがもうぷんぷんしてる。まあ、あんぐらいの球だと失投じゃなきゃ打てないんだろうけどさ。そういった集中した相手をねじ伏せてこそのエースなんだろうけど、今日の後半や去年の日本シリーズの時みたいにもう少し緩いカーブでやる気をそいであげてもよかったのかもしれない。にしても、ほんと野球ってのは集中力とかメンタルみたいのにおおきく左右されるもんだとつくづく感じる。いや、もちろん守備のミスやダルビッシュの失投も多かったんだろうけど今日はソフトバンクの執念みたいのがすごかった。川崎にしろ、松田にしろ、小久保にしろギラギラしてた(TVでしか見てないんだけどさ)。昨日も言ったように優勝候補として戦うってのはこういうことなんだろうね。逆に明日の先発武田勝は打てそで打てない投手。こういう投手の場合、そのうち打てるだろうそのうち打てるだろう、、、で気が付いたら試合終盤、てのが勝ちパターン。ダルビッシュとは逆に、大した球ないよ～、だからそんな集中しなくていいなだよ～、と相手に錯覚させるのが彼の持ち味(?)だと思う。なんできょうの反動でソフトバンク打線のやる気がそがれるような投球を期待してるよ！したらば、苦いビールでも飲んで寝るとしようかな。明日こそ旨いビールが飲めるよう今日は少し少なめにセーブしてね。